はじめに

近年、企業の成長とともに、従業員の働く環境や福利厚生の充実がますます重視されるようになっています。特に「福利厚生として懇親会シーンでケータリングを利用し社内での親睦を図る」ことは、社員のモチベーション向上やエンゲージメント強化に貢献する重要な施策として注目を集めています。

社内イベントやランチミーティングで美味しい食事を提供することで、従業員同士の自然な交流が生まれ、組織の結束が強まることが期待されています。

「そもそも福利厚生としてのケータリングってどうなの？」「ビジネスシーンでケータリングを導入すると、どのようなメリットがあるのか？」「実際の活用事例が知りたい」とお考えの人事総務領域の社内イベント企画担当者様も多いと思います。

そこで今回は累計10,000件以上のケータリングサービスの実績をもつ「NEO DINING（ネオダイニング）」がこれまでの実績を踏まえて福利厚生ケータリングの具体的なメリットや、実際に導入して成功した企業の事例をご紹介します。

これから社内イベントでケータリングの利用を検討している企業担当者の方は是非、参考にしてみてください。

※NEO DININGを運営している（株）NEO FLAGは人事総務EXPOや福利厚生EXPOなど日本最大級の大型展示会にも数多く出展実績がございます。

福利厚生としてのケータリングのメリット

福利厚生としてのケータリングには、社員の満足度向上やコミュニケーションの活性化など、多くのメリットがあります。単なる食事提供にとどまらず、企業の魅力を高め、働きやすい環境を整える重要な施策の一つです。ここでは、具体的なメリットについて詳しく解説します。

社員満足度が向上する

従業員にとって、仕事の合間に美味しい食事を楽しめる環境は、ストレスの軽減やリフレッシュにつながります。福利厚生の一環として定期的にケータリングを提供することで、「会社が自分たちを大切にしてくれている」と感じ、企業への信頼感が向上します。さらに移動や金銭的な負担が無いことも満足度をUPさせる理由の一つと考えられています。

コミュニケーションの活性化

業務に追われる中で、他部署の社員や上司・部下とのコミュニケーションが希薄になりがちですが、食事を共にすることで自然な会話が生まれます。特にリモートワークが普及した今、出社時のケータリングイベントは、貴重な対面コミュニケーションの機会となります。

同じ会社に所属していながらも「隣の部署の人のことは全然知らない」ということも少なくありません。社内で懇親を深めることは日常の仕事をスムーズに運ぶことに寄与することも期待できますし、多くの企業様でコミュニケーション活性化目的で社内懇親会を開催しているのではないでしょうか。

離職率の低下につながる

充実した福利厚生は、従業員の定着率向上に寄与します。社内での食事提供があることで職場への満足度が高まり、「この会社で長く働きたい」という気持ちにつながります。

懇親会の場でお酒を酌み交わしながらざっくばらんに最近の悩みやプライベートでの近況報告なども同僚や上司とすることで、心理的安全性が構築されて社員同士のエンゲージメントが高まることが期待できます。

懇親会を通じて普段の仕事だけでは分かりえない、「上司や同僚、部下の意外な側面」を知るきっかけにもつながります。

採用力の向上につながる

福利厚生の充実度は、求職者が企業を選ぶ際の重要なポイントです。ケータリングを取り入れることで、「社員の健康や働きやすさを考慮している企業」として評価され、採用市場での競争力を高めることができます。

特に最近は「定期昇給」「ベースアップ」に次ぐ第3の賃上げとして、会社での福利厚生の強化に注目が集まっています。

▶参考：第3の賃上げアクション（エデンレッドジャパン株式会社）

3. 福利厚生ケータリングの活用シーン

福利厚生ケータリングは、さまざまな企業イベントや社内の取り組みに活用できる柔軟な施策です。社員の交流を深め、働く環境をより良くするために、適切な場面で導入することが重要です。ここでは、ビジネス領域における実際に活用できる具体的なシーンを紹介します。

社員総会・キックオフイベント

社員総会やキックオフイベントでは、業績発表や今後の自社の方向性を共有し、社員の士気を高めることが重要です。ここにケータリングを導入することで、イベント全体の満足度を向上させ、印象に残る体験を提供できます。

多くは2部方式をとる企業が多く、第一部はシアタースタイルなどで社員総会を実施した後に、部屋を移動してケータリングを利用した懇親会を実施するスタイルが王道のパターンです。

社内懇親会・チームビルディング

チームの結束を高めるための懇親会やチームビルディングの場でも、ケータリングは効果を発揮します。ビュッフェスタイルや軽食を提供することで、リラックスした雰囲気が生まれ、部署間の垣根を超えた交流が生まれやすくなります。

会の趣旨や参加する年齢層に合わせて、お料理も取りやすいカップやフィンガーフード中心で用意するのか、大皿盛りで用意するのか等、様々なバリエーションから選ぶことが重要です。

季節イベント（花見・BBQ・夏祭り・ハロウィン・クリスマスパーティー）

企業の福利厚生の一環として、季節ごとのイベントを企画する企業も増えています。例えば、春の花見や夏の祭り、秋のハロウィンや冬のクリスマスパーティーなど、テーマに合わせて社員が楽しめる機会を作ることで、社内の雰囲気をより良くすることができます。

健康経営プログラムとしての導入

従業員の健康をサポートするために、栄養バランスの取れた食事を提供する企業も増えています。健康志向のメニューやアレルギー対応の食事を用意することで、社員の健康管理にも貢献できます。

また、外国籍の従業員がいる場合、ヴィーガンメニューなどが別途分かりやすく用意されていると喜ばれます。

【事例紹介】NEO DININGの実績

NEO DININGでは、主に東京・神奈川の首都圏に企業向けの福利厚生ケータリングサービスを提供し、多くの企業で社員満足度の向上に貢献してきました。ここでは、実際にNEO DININGのケータリングを実施した企業の成功事例を紹介します。

事例①：ピンチョス中心のフレンチケータリングでおもてなしとコミュニケーションを両立(トヨタ・ブロックチェーン・ラボ様)

トヨタ・ブロックチェーン・ラボ様のNEO DINING.ケータリング活用事例です。社内イベントホールで開催されたセッション&懇親会にてケータリングのお料理を提供した事例です。

トヨタグループ企業横断型バーチャル組織の「セッション&懇親会」を開催

トヨタ・ブロックチェーン・ラボ様は、レーサビリティや金融など、ブロックチェーン技術を用いて事業課題の解決を図るトヨタグループの企業横断型バーチャル組織です。

24年5月に、グループ横断イベントを初めてリアルで開催。今回は2回目のご利用でした。

前回の振り返りも踏まえながら、今回のコンセプトに沿った「ゲスト同士の繋がりを支えるメニュー」を中心にご提案しました。

事例②：二部制イベントの短い準備時間でもスムーズに乾杯できた理由(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会様)

一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会様のNEO DINING.ケータリング活用事例です。東京都港区にある大規模イベント会場で行われた懇親会にてケータリングを提供しました。

幹事様の課題とご要望

日本アンガーマネジメント協会様は今回の懇親会でケータリングを活用するにあたり、以下の課題&ご要望がありました。

• 参加者同士の交流の邪魔をしないメニューがいい
• 特別感や労いを伝える意味で、ビジュアルの良いケータリングにしてほしい

事例③：年末&2週間前の依頼でも参加者大満足の社内懇親会が実現(株式会社島津製作所様)

株式会社島津製作所様が開催した社内懇親会のケータリングです。

島津製作所様は2022年よりオンライン懇親会のプロデュースでご利用いただき、その後3度のオンライン懇親会を経て、今回初めて対面でのケータリングのご依頼となりました。

今回は、幹事様より「社内懇親会が2週間後に決定し、ケータリングを手配したい」とご相談がありました。開催日は年末に近かったこともあり、料理の手配が間に合うかご不安を抱えていました。

NEO DININGのケータリングは、ただ食事を提供するだけでなく、企業文化の向上や社員の働きやすさを支援するコミュニケーションツールとしても活用されています。これらの事例を参考に、貴社の福利厚生施策にケータリングを取り入れてみてはいかがでしょうか？

5. 福利厚生ケータリングを導入する際のポイント

福利厚生ケータリングを成功させるためには、導入前の計画や実施後の運用方法が重要になります。社員の満足度を高め、長期的に活用できる仕組みを整えるために、考慮すべきポイントを紹介します。

1. 社員のニーズを把握する

導入前に、どのような食事や時間、開催スタイルが求められているのかを把握することが重要です。アンケートを実施し、社員の意見を取り入れることで、より満足度の高いケータリングを提供できます。

NEO DININGでご提供しているシーンで最も多い時間は17時スタート/19時終了くらいの時間帯が多いです。その他ランチタイムに1時間半程度の短めの時間で開催するスタイルも多いです。

どちらにしても従業員の家庭の時間などもあるのであまり遅い時間にならないように開催することが重要です。

2. イベントスケジュールと連携させる

年間の社内イベントと連携し、適切なタイミングでケータリングを提供することで、効果を最大限に高めることができます。

例えば、「年1回の社員総会の後に実施する」「社員総会＆表彰→懇親会へ」「四半期に一度の部署ごとのキックオフパーティーとして」「月1回従業員の誕生日会として定期的に実施」「年1回家族も参加するファミリーデーとして全社的に実施」「忘年会として実施する」などが多いパターンです。

3. ケータリング業者選びを慎重に行う

実績のあるケータリング業者を選ぶことは、安全で美味しい食事を提供するために欠かせません。衛生管理が徹底されているか、アレルギー対応が可能か、ヴィーガン対応が可能かなども重要なポイントです。

「ケータリング業者の最適な選び方」に関しては詳しく書いた記事を用意しているので参考にしてください。

4. 予算を明確にする

予算に応じた適切なプランを選定することが大切です。コストを抑えながらも充実した内容にするために、事前にケータリング業者と打ち合わせを行いましょう。

ケータリングサービスはお料理とドリンク代の他、人件費や車両費等の諸経費がかかる場合があります。「一人当たり予算が〇〇円×〇〇名参加見込みなので税込み〇〇円以内に収めたい」というように具体的に要望をケータリング業者に伝えたほうが、分かりやすい場合が多いです。

NEO DININGの場合は、お料理プランはたくさん用意しているもののお客様のご予算に合わせてオリジナルでメニュー組をすることが多いです。

5. 社員への周知と広報を行う

社内SNSやイントラネットなど掲示板を活用し、社内懇親会の魅力を発信することで、社員の参加率を向上させることができます。

この「事前の参加率UP施策」が意外に重要だったりします。社内イベントの幹事になった場合は、いかに事前告知や魅力を伝えて参加率を上げていくか？に関しては詳しくは下記にまとめていますので是非、参考にして下さい。

6. 試験運用を行い、フィードバックを収集する

初めて導入する場合は、まずは小規模なイベントで試験運用を行い、社員の反応を確認しましょう。満足度を高めるための改善点を洗い出し、次回に活かすことが重要です。

7. 持続可能な運用方法を確立する

長期的なスケジュールを作成し、定期的に見直しを行いながら、福利厚生としての価値を維持できるようにしましょう。定期開催していくことが重要です。回数を重ねていくうちにどんどん段取りなども最適化されていって参加者満足度もあがっていくでしょう。

ただ、逆に回数を重ねていくと「マンネリ」という課題に当たります。その場合は下記のYouTubeをご覧ください。動画で詳しく解説しています。

まとめ：福利厚生ケータリングで企業の魅力を高めよう

福利厚生ケータリングの導入は、社員のエンゲージメント向上や企業のブランド価値を高める大きなメリットがあります。NEODININGでは、企業のニーズに合わせた柔軟なケータリングプランを提供し、安心・安全な食事を提供することで、社員の満足度向上に貢献しています。

「働きやすい環境を整えたい」「社内の雰囲気をもっと良くしたい」とお考えの企業様は、是非NEO DININGの福利厚生ケータリングをご検討ください！

（株）NEO FLAG.のサービス

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