1杯がつなぐ未来へ。三陸“レッドカーペット”植樹セレモニーに参加しました

2025年12月4日

NEO DINING. を運営する株式会社NEO FLAG. は、東日本大震災の被災地・三陸で続く「レッドカーペットプロジェクト」の植樹セレモニーに、専務取締役の槇島とイベントプロデューサーの澤で2025年11月30日に参加してまいりました。

NEO DINING. のケータリングサービスでは、三陸応援の象徴として「椿リキュール」「北限のゆずリキュール」をフリードリンクに組み込みご提供しています。
この“1杯”がどのように地域の未来につながっているのか、その背景をもっと深く知りたくて、三陸で活動される皆さまの取り組みを見てきました。

レッドカーペットプロジェクトとは

レッドカーペットプロジェクトは、震災で失われた土地に椿の苗木を植え、やがて地域一帯が“赤い絨毯”のように椿で彩られる景観を目指す活動です。

椿が選ばれた理由は、津波にも耐えて咲き続けた力強さと、復興の象徴となった存在だから。

現在は植樹に加え、

・地元中学生の卒業植樹
・椿茶の製造とその売上による苗木寄付
・地域の就労支援施設との連携による雇用創出
など、地域を巻き込んだ継続的な支援へと広がっています。

“飲む支援”を広げたい。だからこそフリードリンクに組み込んでいます

三陸応援ドリンク提供中 — ケータリングでは三陸応援ドリンクを使用したカクテルを提供しています。

椿リキュールの原料となる「椿茶」は、レッドカーペットプロジェクトの中で丁寧に製造されています。
この工程では、地域の就労支援施設の皆さまが椿の実の収穫や加工に携わり、雇用にもつながっています。

さらに椿茶の売上の一部は、椿の苗木寄付・植樹活動の継続に活用される仕組みとなっており、
“飲むことがそのまま三陸の復興支援になる” ドリンクです。

椿リキュールは一般的なフリードリンクに含めるには比較的高価なお酒ですが、NEO DINING. ではあえて飲み放題メニューに組み込んでいます。

それは、「多くの方に楽しんでいただけるほど発注量が増え、その分、支援の輪も大きく広がる」
と考えているからです。

追加料金なく手にしていただけることで、企業イベントに参加する皆さまの一杯一杯が、自然と地域を支えるアクションに。
NEO DINING. が大切にしている“やさしい循環”がここから生まれています。

▶【記事コラム】飲むだけで社会貢献！三陸応援×SDGsな“椿＆ゆずドリンク”が6/12よりNEO DININGに登場！

現地での植樹体験

当日は、槇島と澤の二人で椿の苗木を植える体験を行い、椿の特性や障がい者支援の取り組みについて学んでまいりました。

スコップを入れ、柔らかい土を抱え、苗木をそっと包み込むように植えていく。
その一つひとつの動作のなかに、「20年後、この地が椿で満開になる姿」を思い描ける時間がありました。

プロジェクト代表・髙橋さんからは、

「子どもたちが自分の町に誇りを持てる景色を取り戻したい」という想いを伺いました。

自然に触れながら、NEO DINING. の“1杯が未来をつくる”取り組みの意義を、
私たち自身もしっかりと感じる機会となりました。

参加した澤のコメント

今回の訪問には、イベントプロデューサーの澤も同行いたしました。
澤からも、現地で感じた想いを少しご紹介させていただきます。

「ケータリングでお出ししている椿リキュールの原点ともなるレッドカーペットプロジェクトに参加し、代表理事と皆さまがこの活動にかける情熱に触れ、本当に感動しっぱなしの1日でした。

美味しい椿茶が出来るまでの数年にわたる創意工夫、工程で生まれる障がい者雇用、植樹セレモニーを通じて地域のお子さまたちに元気を届けている様子…。
すべての工程に“人の温かさ”と“復興への願い”が込められており、私自身もたくさんのパワーをいただきました。

このレッドカーペットプロジェクトがさらに多くの方に知られ、震災復興への理解が深まり、やがて三陸の地に美しい景観が広がっていくことを心から願っています。

皆さまとご一緒したこの時間が私の宝物になりました。これからも椿茶の輪を広げていきたいと思います。」